カタカナ釣り用語 2/2



前回の続きです。前回はこちら→カタカナ釣り用語1/2
釣り以外の和製英語の記事はこちら→逆らわずに受け入れるしかない1/2〜2/2

第2話は少々上級者向きです。硬い頭を柔らかくして早速どうぞ!

ショア / shore
意味 / 岸、海岸、陸地など。釣りにおいては波際での釣りを主に意味します。
例文1 / ハワイのノースショアに行って来ました。(解説) ハワイの北海岸に行って来ました。
例文2 / 千葉県の館山でショアジギをやって来ました。(解説) 千葉県の館山の海岸でジギングの釣りをやって来ました。(補足)ショアジギ / 海岸からジギング(ルアーの種類の一つ)での釣行。
日本語変換 / 館山の磯からジギングやりに行こう!(館山でショアジギをやりに行こう) など。

オフショア / offshore
意味 / 岸から離れて、外海、ショアに対する場所、など。釣りにおいては船での釣りを意味します。
日本語変換 / 船釣り行こうぜ!など。

サーフ/ surf
意味 / 打ち寄せる波、波際、白波、など。釣りにおいて多くは砂浜を意味します。
例文 / 大磯の砂浜からキスを狙った。(大磯のサーフからキスを狙った)
日本語変換 / キスと言えば大磯の砂浜でしょ!

リーフ / reef
意味 / サンゴ礁。釣りにおいては水面に見え隠れする岩を指すことが主です。
日本語変換 / 「あそこの見え隠れしてる岩と岩の間!そこは根がかりポイントだから!」など。

エッジ(エッヂ) / edge 
意味 / 端、端末、鋭利な、側面、など。釣りにおいては駆け上がりや障害物の端っこの部分を示します。
例文1 / リーフエッジでラインを切られた / (解説) 岩に擦れて釣り糸が切れた。
例文2 / 50mくらいのところにエッヂがあるからそこはポイントになる / 50mくらいのところに駆け上がりがあるからそこは釣果が期待できる。
日本語変換 / 「あの岩から30cmのとこ、そこがヒットポイント!(あの岩のエッジを攻めたら釣れたんだ)」 など。

アウトレット インレット / outlet & inret
意味 / アウトレット/ 流れ出し。インレット / 流れ込み。
日本語変換1 / この湖のポイントは支流に流れ出す場所(アウトレット)を攻めることです。  
日本語変換2 / この湖のポイントは支流から流れ込む場所(インレット)を攻めることです。

ウィード / weed
意味 / 雑草など。釣りにおいては水草や海藻を意味します。
日本語変換 / 「海藻があるから根がかりしないようね!」など。

オープンウオーター
意味 / 開放水面、開放水域、または障害物のない安全に航海できる水域、など。釣りにおいては開けた場所や障害物や眼下を遮(さえぎ)るものがない水域を示します。
例文1 / やっぱり南伊豆の海は(目前の海が)広いねー!の状態。
日本語変換 / 「海と空しか無いやん!気持ちいいーーーーーー!」など。

まとめ
色々書きましたが、なんとなくの意味がご理解できたのでは無いでしょうか。
これら和製英語(カタカナ用語)を間違った英語の使い方と言う方もいますが、言葉なんて通じればいいんです。通じない方が問題なので抗うことなく受け入れるべきでしょう。
それに言葉は変化します。1万年前の言葉を使っている人がいないように、今、通じる言葉を上手に利用することが重要です。
知らない言葉は新しい見聞を広げるチャンスです。

硬くなった頭を柔らかくすれば大した問題はありません。
乱暴な言葉使いをせずに、気持ちを伝えるために、そして遊びに行った時にもっと楽しめるように、新しい言葉を自分のものにしましょう。
コツは赤ん坊のように、分からないことは分からないと伝え教えてもらい、間違っても何度もその言葉を言うところにコツがあるように思います。

恥ずかしがってたら楽しめませんよ。

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