[2022年お金の話]第18話 収入のボトムを上げる1/2
私ミサキが毎月毎月繰り返される月末ピンチを約2年で脱出した実話を基にそれを1年でまとめて書いています。
毎月毎月月末ピンチ!それを脱出したい方は第1話から参考にしてください。
第1話はこちら→自分を知る
この物語は「あなたも成功できる!」や「あなたも億万長者に!」と言う物語ではありません。
月末ピンチ脱出!
これだけが最大で唯一のテーマです。
今回第18話では「収入のボトムを上げる」と言う内容を書いてみます。
この内容は、全2話(18話と19話)で進みます。
1/2 私ミサキがやったこと
2/2 ボトムを上げる方法
の2話になります。
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前説
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今回のテーマは人それぞれ違う環境なので1つの答えは無いでしょう。
しかし、ボトムを上げるしか手はありません。
収入のボトムを上げるとは?
給料が20万円の場合21万円にする、22万円にする、、、、など入金額アップのことです。
この場合、節約や出費を抑えるということも兼ね備えて考えますが、それらは第一目標ではありません。第一目標は入金額アップです。
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私ミサキのやったこと1
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この時には第1話〜16話までの内容が身に付いていたので数字(お金)から逃げるようなことはせず、むしろ立ち向かう感じだった気がします。
私ミサキは当時塗装会社に勤めていて、さらに先輩の誘いからAmwayビジネスをやっていました。
最初にやったことは塗装会社に給料アップを相談しました。
そして次に日曜日出勤。正式な残業手当を要求。
塗装の仕事は雨の日などは休みになるので、そんな時は家にあるいらないものを質屋に持っていきました。まだこの時はパソコンを持っていなくて質屋も街に多かった気がします。今で言う中古買取みたいなものです。
それらで初めに格安のパソコンを買いました。ヤフオクでさらに要らないものを売りに出しました。
それらと同時進行でAmwayビジネスから足を洗いました。このAmwayビジネスがどんなものかは人それぞれですが、私ミサキのAmwayビジネスはただの詐欺集団だったので完全にやめました。すぐにやめれば良かったのですがここにはビジネスと言うもの以外に「信頼」や「夢が叶う」と言うものが全面にあるのでそれが足枷となっていたのでしょう。これについては別の機会に書きますが、その時の様子を描いた物語がこちら→[ノベル]I can not doing/俺には出来ないよ全14話
全体的に「プラスになること」をやると収入のボトムが上がり、「マイナスになること」をやめれば支出が減る、結果的に手元に残る金額が多くなりました。当たり前のことと言われればそれまでですがこれらを意識するようになってだいぶ楽になりました。
給料アップなどはその場で即決しない場合もあるので答えを急ぎすぎないことも大切です。
ざっくりした言い方にはなりますが、「ちゃんと自分の意思を持っている」ことが良かったのだと思います。
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私ミサキのやったこと2
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それから時間が経ち気が付くこともありました。塗装業の給料の最高値を知りました。
これは塗装業と言っても職種(その内容)によって違うのですが最高値があるなら最高値の給料が欲しくなりました。
しかしその時の会社では無理だと判断したので独立(起業)することを選びました。
話は少しそれますが、
個人事業主となったその時、確定申告を初めてしました。その後に税務署から過去の申告を請求されました。これは理解するのに少し時間がかかりましたが、勤めていた会社の私ミサキの雇用形態は外注(社員ではない)雇用だったため、過去の申告が必要と言うものでした。
今まで保険料や市都民税を最低納付金額の最高値で払っていたことにその時に気が付きました。
これは社員だと思っていた私ミサキにとってだいぶショックでした。支払い(納付または申告)の事実よりも社員として、、、、社員だと勝手に思って勤めていたことがショックでした。
こう言った場合、税務署は敵でも鬼でも無いので事情をちゃんと説明すれば対応してくれます。ちなみに書いておきますが、、、、、、、
・自分は社員として働いていた
・周りもその社長も社員として認識していた
・源泉徴収は受けたことがない
・申告義務があってもその環境では会社に属していると思って当然
と、その環境を説明しましょう。
私ミサキの場合は保険料や市都民税を支払っていたこともあり、過去の申告は免除されそれに対する納付も免除されました。これはある意味で特例かも知れませんが、自分が会社勤めをしているつもりでも法的な見方は外注となる可能性の話です。
そのあたりもきちんと把握しましょう。把握することによって結果的に支出を抑えることが出来ます。
話を戻しますが、この章で大切なのは、給料の最高値が無理ならその環境では無理なので変えましょう、と言うことです。
個人事業主になってもそれは名ばかりのもので、他の会社にアルバイトのような感じで出勤する日が続きました。しかし給料は5000円以上/1日アップしたのでこの物語の目的「月末ピンチ脱出」には正解だったと今でも思います。
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私ミサキがやったこと3
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借金の支払いをとにかく無くしました。
第11話で書いたカード(キャッシング)の方法をやって支払いをなるべくゼロに戻しました。
これは何の準備もせずにやると失敗しますので第1話〜16話までの準備ができてからやりましょう。
必要なものは、、、、、
・焦らずタイミングを待つ時間
・返せるほど減額した借金
・1円残らずゼロにできる計算
・カード会社または関連会社のサービスを受けれなくなるリスク
と大きくはこの4つがちゃんと準備出来なければ失敗します。
私ミサキの場合はここに至るまで1.5年以上はかかっていたので準備はほぼ出来ていました。
それでも何度かの失敗で結果的に借金が残ることもありました。
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私ミサキがやったこと4
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貯金を始めました、、、、、、と言っても毎月月末ピンチの当時の私ミサキに貯金なんて出来ません。
貯金をする意識を持ちました。実際には貯金と言えるほどの金額は貯まらないのですがそれでも意識だけは持つように心がけるようになっていました。1月度1,200円貯金、2月度500円貯金、3月度200円貯金、、、、、と小学生レベルの貯金しか出来ず、その貯金もピンチの時は使いゼロになりました。それでも意識するようにしました。
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私ミサキがやったこと5
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お金と言うものを意識するようになって間もなくふと思うことがありました。
「一度、月収100万円を、一度、年収1000万円を、、、、やってみたい」
数字は何でも良いのですが私ミサキの場合は月収100万円年収1000万円でした。
決めたら必ずトライする私ミサキなのでその目標を目指しました。
・昼夜問わず仕事を増やしに増やす
・家ではヤフオクなどで売りまくる
この2つが正解なのかどうかは知りませんがそれしか思い付かなかったのでこの2つをやりまくりました。
結果的にどちらもクリアしたのですが、その1年はクタクタです、、、、疲れすぎて態度が悪かったです、喋るのも嫌なくらい疲れて電話の対応最悪です、寝たいので飲み会にも不参加、、、、、、情緒不安定とも言える毎日でした。
しかしこの物語の「月末ピンチ脱出」には良い正解だった気がします。
第12話で書いた「何もしないことも大切」と言う意味ではほぼ何もしていません。
第17話での変動費用の出費も最小限に抑えられました。
この時に感じたのが第17話での大きな収入よりも大きな出費を抑えると言う部分です。
100万円や1000万円と言えば大金なのでそれは「大きな収入だ!」と言われそうですが、そんな大きな収入は簡単に何度も続きません。
多くの人がその大きな収入欲しさに会社組織にしたり従業員を増やしたりしますが、今この物語は「月末ピンチ脱出」だけを目指しています。これらは月末ピンチの人がやることではないのです。
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まとめ
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今回第18話では「私ミサキがやったこと」を思い出せる限り書いてみました。
全体的に言うと「凛としてその目標に向かう」と言う感じだったと思います。
第19話へ続く。