[釣り]初心者向け タイドグラフ(月)を気軽に解説

毎週金曜日は釣りのお話。
毎週金曜日は釣り超初心者向けの投稿になっています。

潮見表の詳しすぎる解説は他のサイトを見てください。
こちらのブログでは詳しすぎる解説よりも、もっと気軽に釣りを楽しむためのブログです。

潮見表の基本的な意味は理解しているとして話を進めます。
先週は「潮」に注目しましたが今週は「月」に注目します。
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月と釣りの関係
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月が釣りに影響を及ぼすのは2つ。
・月灯り
・潮汐と大潮小潮
この2つだけですので、気軽に考えましょう。個人的な答えですが実際に釣りに行くのに月が大きく関係しているのは月灯りだけだと思います。潮汐と大潮小潮は参考程度なのが実際の釣りでは無いでしょうか。
しかし、潮汐の仕組みを知ると月が釣果への1つの手がかりになるのは間違いないでしょう。
月灯りのお話はこちらを参考に→[釣り]初心者向け魚の視力
[先週の記事に少々誤りがあったので訂正しました]
今回はタイドグラフのお話しなので潮汐と月の関係を気軽な感じで書いてみます。

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満潮と干潮 基本
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満潮と干潮と月の関係はこうです。
簡単に言うと月が自分の真上にあるかまたは完全に無いか、この時は満潮です。
地球は24時間で1周するので頭上に2回ほど月があると言うことです。
なので1日(24時間)で2回、満潮と干潮があります。
真昼間に釣りをしてて満潮を迎えたら頭上に月があると言う参考になります。

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大潮小潮と月の関係
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少しややこしくなります。でも大丈夫。大した話でも無いので気軽に読んでください。
大潮小潮と月の関係はこれです。
太陽が関係してきます、、、が、そこの部分は今回は横に置きます。太陽がなんとなく関係してるくらいでOKです。
地球の自転が24時間で1周、月は地球を27日かけて1周するので釣り人が同じ位置(釣り場)に立って同じ潮を迎えるのに27日かかると言うことです。新月の大潮なら新月の大潮は27日後に、三日月の中潮なら次の三日月の中潮は27日後に、そう言う意味になります。
好条件で同じポイントに行く参考になります。ただし潮汐は1日約30分のズレが生じるので同じ条件になるのは約81日後と言う計算になります。
[24時間、648時間(27日)、0.5時間(30分)の最小公倍数]

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季節が加わります
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地球は太陽の周りを回るのに365日なので季節が関係してきます。
前述で「同じ条件になるのは81日後」と書きましたが81日経てば季節が変わっているでしょう。なので「同じ条件は無い」と考えた方が良いのですが大潮小潮の周期と干満の周期はある程度一定なので、その釣り場での釣果の「月日時間」「天気」「潮汐」「風向き」の4つは日記としてメモしておくと次回の釣りに役立ちます。

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メモしておくこと
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もしそのポイントでの釣果を期待するのであれば、出来れば以下の5つはメモっておくと次回の参考になります。
・月日時間→その時の季節と時間は重要です
・天気→その時の天気は大切です
・前日の天気→前日の天気もメモしておくと差が分かりやすいです
・潮汐→干満と潮を
・風向き→家に帰ったら気象庁などのHPで調べておきましょう

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おまけ / 風向き
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一般的には西風が吹くと釣れないと言われています。
しかし、その釣り場での釣り座がどちらを向いているかは分かりません。
なので、釣り座に立ったら東西南北を確認するのは大切です。
そして、その時の風向きをメモっておくと次の釣行に役立ちます。

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まとめ /どうせ釣りをするんだろ
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先週も書きましたが、釣りに行く日が小潮だろうが若潮だろうがどうせ釣りをするんだから、タイドグラフは参考程度に見るのが良いですが、見ないで釣りに行くのはハッキリ言ってNGですね。

そして初めて行くポイントでのコツは干潮の時間は避けることがコツです。

潮見表と言う帳面は釣具屋でもらえますし、インターネットで調べることも出来ます。アプリですぐにわかる時代です。
釣りに出かけるその前に必ずタイドグラフには目を通しましょう。必ず役に立ちます。