[バイク]原付が無くな、、、無くならない!
毎週月曜日はバイクのお話。
このブログはバイク初心者向けに超絶イージーに書いています。
さて今回は噂が噂を呼んでいる「原付が無くなる?」に決着が付いたことを書いてみます。
話は少しややこしいのですがこちらを先に読むと分かりやすいかも知れません。
ほぼほぼ決定した内容をまとめてみました。細かい部分は法改正の決定待ちです。
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結論
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結論を先に書くと
・50cc以下のバイクは消滅へ向かいます。
・条例の中での「原付」は存在し続けます。
ややこしいですね。
具体的に言うと例えばHONDAグロムは125ccのバイクです。
グロムの具体的なスペックは123cc/10psとなっています。
psは馬力を意味します。10馬力と言う意味です。
123cc /10馬力→123cc / 5馬力(予想値)、にすることで原付として走ることになります。
イメージ的にはこんな感じ↓
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それはいつから?
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2025年10月から完全なるスタートになります。
2025年10月までは準備期間と言うか段階期間と言うかそう言う時期になります。
どのタイミングでバイクメーカーが販売してくるか?は不明ですが、個人的な予想は2024年EICMAまたは2024年東京モーターショーだと思います。
しかし、もしかしたらe-BIKE(電気バイク)として50cc(?)以下のバイクが登場する可能性も高いと言えます。電気駆動なので排気量とは無関係ですが50cc並みのe-BIKEが登場するような気がしています。
燃焼エンジン(125cc以下/psダウン)の原付対応も数1000台は販売するとは思いますが、わざわざ日本の「原付規定」に合わせるためにメーカーが躍起になるとは思えません。
メーカーがミニバイク(125cc以下)を作るなら海外をマーケットにしたいのでは無いでしょうか。それに加えて電動バイクへの時代のシフトも行われている昨今です。ミニバイクなら尚更、燃焼エンジンでは無くe-BIKEが台頭していくような気がします。
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原付125ccと125ccの違い
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これから(2025年にかけて)法改正が行われますが、
大きな違いは「原付」のルールが残ると言うことです。原付125ccと125ccが誕生します。
原付をそのまま残したい人は誰なのか?と言えば言うまでもなくあの職業の人々です。自分たちの決めた法案は絶対に廃案にしないのが日本の政治運営政党です。それが良い方向へ向いていくならそれはそれで良いのですが、おおよそのほとんどは良くも悪くも「廃案にしない」と言うエゴチックなプライドだけでしょう。古いものを大事に大事にして新しいことを取り入れられない象徴のように感じます。
「捨てれない者は大きなカバンを用意しましょう。大きなカバンが用意できないなら捨てましょう」
これはどんな時でも同じ理屈と結果です。大きなカバンを用意できずに持とうとするとだいたい手からこぼれます。
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まとめ
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今回は噂になっていた「原付が無くなるぞ!」の決着のお話でした。
細かい部分の確実な決定は徐々に決まるとは思いますが、
・50ccのバイクは絶滅へ向かいます。
・条例の中での原付は残ります。
この2つのなんとなくの意味を書いてみました。事実は2024年に入ってからもう少し明らかになっていくと思います。
個人的な意見を書いてみると、
・原付と言うルールが残ると言うことはe-BIKEの時代になってもそれは残る
・これまでの原付(50cc以下)は特殊車両として活動すれば一般的なダメージは少ない
・原付のルールに則ることの限界がきている
・日本独自の法案は廃止した方が良い
・日本独自の基準じゃなくてユーロ基準で良いじゃないか!
と、思います。ミニバイクと言えば日本では50cc〜150cc辺りを指しますが、世界では125cc〜200cc未満を一般的にミニバイクと言います。その基準に「原付」はありません。
世界基準に合わせる方がバイクライフは末長く楽しく乗れるような気がします。運輸省やバイク規制委員会のメンバーをヨーロピアンユニオンが運営した方がモータースポーツの話はスムーズでしょう。国籍や国境などを優先する時代が早く終わることを願ってます。
どちらにしろ、原付はややこしい存在です。