[バイク]緊急事件?YZF R1 生産終了?

今回は突然噂だった「YZF R1生産終了」のお話。
もうこうれは事件と言っても良いでしょう。

実際のところはまだ分かりませんが、この噂は「市販車両(公道走行可能)なR1は生産終了になりレース専用車両のみの生産になる」と言うものです。

私ミサキ個人的な意見を言うと、R1(公道走行可能)モデルはそのまま残ると考えます、、、いや、そう考えたいのです。
さて、この希望的観測と言うか残って欲しい!と言う願いを無理やり根拠付けながら書いてみます。
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ことの発端
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この噂のことの発端はYAMAHAレーシングの公式発表にあります。

このYAMAHAレーシングの公式文章を日本語訳するとその中に、、、、
Euro5+ ホモロゲーション要件を満たすという課題を考慮し、2025 年以降、欧州では、以前の R6 と同様に、サーキットでの使用のみを目的とした仕様の R1 が発売される予定です。
とあります。
これをシンプルに理解すると「ユーロ5とレースと販売の認可(ホロゲーション)をクリアするのが難しそうなのでサーキットのみのR1を発売します」と考えられます。
が、しかし!
この発表はYAMAHAレーシングの発表なのでレースにおいてのR1のことを指している可能性もあるのではないでしょうか。
どちらにしろこの発表がR1生産終了の噂の発信源です。
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レース→市販車両
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一般的にSSバイクの目指す場所はレースです。レース参加→市販車両の図式で、その逆の市販車両→レース参加は無いと言えます。
レース車両のスペックは市販車両のスペックと似て非なるもので、レース車両のスペックがそのまま市販車両にはなりません。市販車両には市販車両にあったスペックで販売されます。
レース車両が残ることを考えると人気の高いR1(市販車両)が生産終了になるのは少し考えられない事実ではないかと思います。
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クロスプレーンエンジンの絶滅?
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YAMAHAのエンジンはご存知の通りMTエンジンと言う素晴らしいエンジンが主流になりつつあります。
R1やR6に積まれているエンジンはクロスプレーンエンジンで、こちらもご存知の通り4発を主流にしたエンジンです。
YAMAHAのラインナップを考えた時にクロスプレーンエンジンはR1のみです。R1が生産終了になった場合、4発のエンジンは姿を消しその意味はクロスプレーンエンジンも無くなると言うことになります。
そんなラインナップを今後展開していくと思うと少々無理があるような気もします。
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とは言え排ガス規制が
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排ガス規制のブログ内での記事はこちら↓

今後、さらに厳しくなると予想される排ガス規制ですが、R1はYAMAHAのラインナップの中で今までの規制に対し唯一生き残った車両です。
排ガス規制は公道だけではなくレースにおいても似たような厳しい排ガス規制があります。
レース→市販車両の図式の中でレースの規制をクリアしても市販車両としての排ガス規制がクリアできないと言うことも考えられます。
そうなるとレース車両のみの生産となっても仕方がないかも知れません。
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排ガス規制をクリアしたR1
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レース車両が市販されることに意味があるのですが、レース車両R1をベースに作った全く違うR1でもOKな気がしています。
それはレース車両のR1の遺伝子を組み込んだ市販車両のR1と言うイメージです。
クロスプレーンエンジンが排ガス規制をクリア出来るかどうかと言うのも課題ですが、MTエンジン以外のYAMAHA、4発のYAMAHA、そんなバイクをYAMAHAファンの私としては期待してしまうのです。
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まとめ
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この話の向かう先は「R1生き残り」を前提に話を進めましたが、実際のところは分かりません。多くの媒体で「R1生産終了」の噂が立ち上がっているのでこのブログの記事は夢物語のようになってしまうかも知れません。
しかし、それでも、YZFと言うシリーズの顔と言えるR1ですので、なんとか生き残って欲しいと思ってます。