[釣り]上げ3分下げ7分とは?

毎週金曜日は釣りのお話。
毎週金曜日は釣り超初心者向けの投稿になっています。

今回はよく聞く言葉「上げ3分下げ7分」(あげさんぶさげななぶ)について書いてみます。上げ3分下げ7分は人によっては上げ3分下げ3分と言う人もいます。どちらも同じ意味です。

上げ3分下げ7分に正確な答えはありません。なんとな〜くと言うニュアンスのお話です。
釣りってそう言うもんでしょ。正確な答えなんてあまり必要がないのが釣りですよ。
リラックスして行きましょう。
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タイドグラフ(潮見表)
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潮見表が読めなければ話が進みませんので、潮見表の読み方は覚えておきましょう。

大して大袈裟な話でもありません。グラフが上に行くと満潮、下に行くと干潮ってだけです。
潮は5つの種類があってそのパターンは4つあり、それは月の位置によって操作されていることもほんの少しだけ頭に入れておくと釣りの奥深さへ行けるかも知れません。

こちらも大袈裟な話でもありません。満月の時は大潮で月が欠けている時は大潮じゃないってだけのお話です。
実は夜釣りをやろうと思う方は月は非常に大切なものです。
魚の視力と月についても書いているので参考にどうぞ。初心者向け / 魚の視力

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ある日の潮見表
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仮にある日の潮見表です↓
↑ これだけだとどの部分のお話かが分からないと思いますが、上げ3分下げ7分とは満潮時干潮時から数えるタイミングのお話です。
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干潮から数える
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一般的には干潮から数えて10分割を示します。
この分割の数字の割り当ては人によって違うので「だいたいそんな感じ」と言うものです。
図を見たら一目、もうお分かりだと思います。
満潮干潮の水位が違うので均等割の幅は違いますが10分割します。
潮止まりから数えて何分目か?と言うのが今回のお話です。潮止まりを潮変わりと言う人もいますが同じ時間のことを言うのでどちらも同じことです。

干潮(潮止まり)から数えて3分目→上げ3分。
満潮(潮止まり)から数えて7分目→下げ7分。

紫の丸で囲った辺りの時間帯がそれにあたります。この時間帯は潮が動き始めるので魚の活性も上がると言われています。結果的に釣果の可能性が上がる時間帯と言えるでしょう。
タイミングで言うと潮止まりから2時間以内くらいのイメージです。
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個人的なタイミング
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前述の図で示したのが上げ3分下げ7分ですが、その時間帯は釣りをやるべき時間帯だと言えます。それに加えて私ミサキの経験から「なんとなくこの時間帯も良い感じ」と言うのをオレンジの丸で加えてみました。
どちらにしろ満潮付近です。
・満潮の潮止まりから2時間前から1時間前くらいのタイミング
・満潮の潮止まりから3時間後から4時間後くらいのタイミング。
このタイミングでわりと大物がかかった経験が何度もあります。特に潮止まり前のタイミングは激アツな展開が多かった記憶があります。
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休憩しながら釣りを
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さて、今回のグラフを見ると上げ3分下げ7分は理解できたと思います。
そしてもう1つ大切なのは休憩するタイミングも分かると言うことです。
真夏に連続して釣りをするのは危険ですし、真冬に暖を取り忘れたら集中力が持ちません。

休憩のタイミングは、
・潮止まり前後1時間程度
・干潮へ向かう3時間前から
・上げ3分を過ぎた頃から1時間程度
これだけ休憩の時間をとっても尚、まだ18時間/1日も釣りが出来ます。まだまだ休憩しても良いくらいです。
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まとめ
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今回は「上げ3分下げ7分」について書いてみました。
人それぞれ言い方が違う場合もあるのですが、おおよそ同じタイミングを言っています。

この時合いは逃さず釣りをしたいところです。特に満潮付近の時間帯は狙ってみましょう。
その他の釣りの記事はこちら→釣り部