スリルと一言で言ってしまうと危険な行いのように聞こえがちですが、 そうではありません。 自分の好きなスリルを書いてみます。 早速いきます。 水面を破(わ)る 釣りの方法の一つにトップと言うのがあります。 もっとも難しくもっとも美しい釣りの方法では無いでしょうか。 水面に浮き決して沈まないルアーがトップです。 そのルアーめがけて魚が一気にアタックしてきます。 その様は、、、、、、 波一つ立っていない静寂の水面を一瞬で打ち破り、何もないゼロが一気に1になります。 鼓動が一瞬を待たずに、 にわかだつその瞬間。 そのスリルが好きです。 糸に伝わる微震 釣りのライン(糸)に感度と言う性能があるのをご存知でしょうか。 わずかに伝わるその微震は、波に揺らめく震動か、障害物に触れた合図か、 それとも魚がアタックしているわずかな震動か、、、、、 大物になればなるほど初動の振動は極めて小さいのです。 怪しい微震が確信に変わった瞬間、竿は一気に空へと弧を描きます。 そこから命を賭けたデスマッチです。 敗れた時は肩を深く落とし、勝った時は上げた魚に感謝をする。 そんなスリルが好きです。 シフトダウン バイクです。 シフトダウン恐怖症をクリアしなければいけません。 バイクに乗るとシフトダウンと言う行動が必ずあります。 回転数とスピード、そしてリアタイヤの摩擦力、それらがジャストミートすると、 バイクは気持ちいいほどに走ります。 頭で考えているうちはいまひとつ。 本能でやりだすと最高の気持ち良さがそこにはあります。 そんなスリルが好きです。 コーナーに入る バイクで遊んでいると必ず曲がらなければいけません。 上手にコーナーを曲がるには、 コーナーに入る前までに仕事がほとんど終わらなければ美しく曲がれません。 しっかり減速、しっかり前を見る、しっかり出口を目指す、しっかり体重を乗せる、 まだまだありますが、これらが本能で出来た時、誰よりも美しくコーナーを曲がるでしょう。 そんなスリルが好きです。 まとめ バイクの例えは少々危ないように感じるかも知れませんが、 速度は関係ありません。 街乗りでも同じことです。 それを楽しみたいなら誰よりも上手くなること。 そう思っています。 自分の好きなスリルは「気持ちいい!」や「おおおお!やったぜ!」など、 そんなのが好きです。 危ない遊びは嫌いです。根性試しの