[釣り]ハンドメイドルアーの作り方完全解説 pt4 ドブ漬け→補修吹き
毎週金曜日は釣りのお話。
今回はハンドメイドルアーのお話。
先週先々週に引き続き、ハンドメイドルアーの作り方完全解説です。
さて、ここまで来れば後一息。
今回は最終工程の2つ、ドブ漬け→補修吹きです。
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ドブ漬け
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先週のお話の最後の章、セルローススプレーの吹き付けの精度は目で見て分かりませんが、6〜7回吹き付けてそれぞれしっかり乾かせばおおよそ大丈夫です。表面に軽く光沢が出てればしっかり吹き付けられています。確証はありませんが目安です。
さて、今回のドブ漬けは最大の難所と言ってもいいでしょう。
45mmのルアーを最終のドブ漬けにする時間は約1分以上。
超絶ゆっくり漬け込みます。超絶ゆっくりあげていきます。気がめいるほどゆっくりです。イライラしちゃうクライゆっくりです。焦って急ぐと色が流れ落ちます。
漬ける→上げるの動作の全ては平均的に同じ速さでやります。
この場面でのドブ漬けのもう少し詳しい記事はこちら→時速0.012km/h
時計でしっかり時間を確認しながら漬け込みましょう。
1回目 / 1分以上かけてドブ漬けする※ここで色流れした場合はもう一度色付けからです。アルミ貼りからやり直した方が上手くいくこっともあります。
2回目 / 1分程度でドブ漬けする
3回目 / 1分弱でドブ漬けする
※ここでゴミやバリが付いている場合は軽くサンドペーパーで研ぎ落とします。
→3回目からリスタート。
4回目 / サッとドブ漬けする
※ここでゴミやバリが付いている場合は軽くサンドペーパーで研ぎ落とします。
→4回目からリスタート。
5回目 / サッとドブ漬けする
※ここで仕上がりです。ゴミや汚れが付いている場合は4回目からリスタート。
↑1回目のドブ漬け直後。しっかりゆっくりやっても色が少し流れ落ちます。この程度であれば補修吹きでなんとかなるので進めていきましょう。
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補修吹き
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完成まで後少し。
ドブ漬けが終わったらアイを養生して軽くシュッと言う程度に補修吹きをします。
↓そのあとでクリアスプレーを吹いて完了です。
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完了後の重さ
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浮力計算の表の続きです。表のMからです。M)仕上げ前の重さは省きます。
N)実レンジ/実際に水に入れて確認します。今回は沈んだのでS(シンキング)
O)完了重さ / 測りで測ります。
P)重さ誤差 / 計算の説明します。
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P)完了重さの計算式
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Pの数字はGの( )の数字の誤差です。実際には色々な要素が加わり毎回違います。
しかしできる限り近似の数字を導き出します。
毎回作り終わった時にPの数字が0(ゼロ)に近ければ近いほどGの( )の数字は正解です。
次回作る時のGの( )の数字を導き出します。
今回はー1.26と−1.29。
1)-1.26-1.29=-2.55 / 合計
2)-2.55÷2=-1.275 / 平均
3)0.5+1.275=1.775≠1.8 / 次回のGの( )の数字。0.5は今回当てはめてGの( )の数字。
2)の平均の数字が+数字の場合、3)で引く(マイナス)。
2)の平均の数字がー数字の場合、3)で足す(プラス)。
毎回毎回この平均値を出してさらにいくつかの平均値を割り算してさらに平均値を出していきます。
肌感覚ですが、Pの数字が±0.09位内に収まればOKです。
Pの数字(Gの( )の数字)ができる限り正解になると、多少のイレギュラーを含みながらフローティングとシンキングのどちらも作れるようになります。
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まとめ
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今回でハンドメイドルアーの作り方完全説明は終わりです。
一連の流れのようなことしか表現出来ませんでしたが、ぜひ、頑張って作ってください。
ハンドメイドルアーはトライ&エラーの繰り返しです。
頑張って!